2017年9月27日水曜日

東京上野平成館『特別展・運慶』は素晴らしい



9月26日、東京上野の国立博物館・平成館で行われている『特別展・運慶』を開催初日に観に行った。

「運慶」は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて活躍した仏師。現在存在する運慶と思われる31体の仏像のうち22体が展示されている。また、運慶の父・康慶、と運慶の息子たちの親子三代に渡る仏像が展示されていた。

運慶が生存していた時代、平氏によって奈良・東大寺・興福寺が焼かれ、興福寺に抱えられていた運慶ら仏師職人が焼かれた仏像の再建に邁進した意気込みが、力強さとち密さが、その作品を通して見て取れ、力強く感じられた。

運慶の父から三代も受け継がれた家族の職人魂も、大変な努力の家族教育が行われた様子が今でもこれらの作品を見て判り、素晴らしいことだと感嘆した。

「上野・平成館」で行われる数々の仏像の展示は、各寺に置かれているところより、極端に身近で、真後ろや横から仏像の周り全体を隈なく見ることが出来、各お寺で見ると違った芸術作品としての仏像たちの息遣いや迫力を感じることが出来、いつも感動している。ありがたいことだ。



2017年9月19日火曜日

横浜港で新旧の豪華客船を見た。





毎朝起きると必ずインターネットの「ライブカメラ」を見ることが習慣になっている。
9月18日、いつも通り「神奈川・横浜港大さん橋」の映像を見たら、大さん橋の両側に2隻の巨大客船が同時入港していた。とても珍しい光景だった。

すぐに「横浜港大さん橋」に見に行くことにした。横浜の港付近には「横浜市営地下鉄」が開通する前に何回か行ったが、それ以来暫く行っていない。何十年ぶりかで行った横浜港付近の景色は、歴史がある古い建物が残っていたこともあり、その当時の景色とあまり違っていないように見えた。「横浜港大さん橋」に行ってみたら、巨大客船は1隻しか居なかった。全長241mの【飛鳥2】だった。あと1隻は朝出港してしまったらしい。

大さん橋から山下公園に行き、「氷川丸」に行ってみた。

氷川丸は、若い時から山下公園に留されて知っていたが、まだこの中に入って見学したことは無かった。「せっかくだから入ってみるか」と受付に行ったら「今日は敬老の日なので65歳以上の我々夫婦は無料」との事で、船内を見学した。氷川丸は、1930年に建造されアメリカ・シアトル・ハワイまで行った当時としては超豪華な全長163mの貨客船だそうだ。客室・客室食堂・船長室・操舵室など本当に豪華な姿で保存されており、船底の機械室までしっかりと残っていた。今でも動けそうな有様だった。

氷川丸の窓から「大さん橋」を見たら「飛鳥2」が見えた。
新・旧の超豪華船を同時に見て長い時代の流れを感じた。

帰りには、中華街に寄り、豪華な中華料理は食べられないので、中華料理材料店で中国産「春雨」「搾菜」・中国茶専門店を見つけ、中国産中国紅茶の「ラプサンスーチョン」と「キーマン」を買った。日本の紅茶専門店の半額程度で購入出来、何よりも良い敬老の日の買い物となった。


2017年9月7日木曜日

柏市、手賀沼で見つけた初めての秋の花



マルバルコウソウの花
9月7日、
『千葉県柏市・手賀沼ふれあい遊歩道』にランニング・ウォーキングに出かけた。
4日・月曜日にも出かけたが、今日行ってみると手賀沼周囲の田んぼの約三分の一程度の田で「稲刈り」が終了していた。昨年より少し早いようだ。

手賀沼ふれあい遊歩道の土手には葛のツルがものすごく伸び、多くの木々がこのツルと葉に覆いかぶさられていた。そして此のツルの所々に葛の花が咲いていた。
とても繁殖力が強い植物だ。

この葛のツルに隠れるように今まで見たことが無い小さな朝顔のような赤色のとても目立つ花が咲いているのを見つけた。
初めて見た花だったので,写真に撮り、いろいろと調べてみた。

この花の名は『マルバルコウソウ』で「熱帯アメリカ原産で、江戸時代、鑑賞用として持ち込まれ野生化したヒルガオ科のツル性植物で、他の雑草に絡みついて秋の野原を赤く染める」と書いてあった。

葉の形はたしかに「ひるがお」の葉にそっくりだ。
もう、手賀沼に通い始めて八年間にもなるがこの『マルバルコウソウ』の花を見かけたのは今年が初めてだ。


2017年9月3日日曜日

駅からハイキング、金町駅から水元公園、江戸川を巡り柴又を歩く。




9月3日、【JR・駅からハイキング】で 【初秋の水元公園から江戸川を巡り、下町情緒あふれる柴又を歩くに出かけた。

常磐線・金町駅の北口からスタート。「南蔵院・しばられ地蔵」を見て、思っていたより広く、良い環境が整えられている「都内最大の水郷公園・水元公園」。いろいろな金魚が水槽で飼われている「葛飾区・金魚展示場」を見学、とても高価なものではないかと思われる珍しい金魚もじっくりと見た。

そこから、「葛西神社」「江戸川・金町浄水場」の江戸川沿いを歩き、「柴又寅さん記念館」を抜け、「彫刻寺で有名な・柴又帝釈天」を見て、参道の商店街をブラブラし、京成柴又駅までの約10キロを夫婦二人で歩いた。


 【JR・駅からハイキング】は、夏の暑い時期はお休みで今日は涼しい日曜日だったためか、いつもより参加者がとても多く、参加した人々がずっとつながって歩いていた。なかなか良いコースだった。