2018年3月19日月曜日

しだれ桜咲く浅草寺で本尊示現会






3月18日は彼岸の入り、昨日東京では桜の開花宣言があった。
東京・浅草寺では【本尊示現会】の行事・法要が行われた。

浅草寺のご本尊がお姿を現されたのは、1390年ほど前の飛鳥時代・628318日の早朝であったと伝わっている。今の隅田川のほとりに住む兄弟が漁をしている最中、投網の中に一躰の像を発見。兄弟はこの尊像を持ち帰り、土地の長に見てもらうと、聖観世音菩薩の尊像であるとわかり、そして翌19日の朝、この観音さまをお祀りしたという。
そして、観音さま示現の日、一夜にして辺りに千株ほどの松が生じ、3日を過ぎると天から金の鱗をもつ龍が松林の中に下ったと云う。この後につけられた山号「金龍山」の由来となった。また現在、浅草寺の寺舞として奉演されている「金龍の舞」も、これに因む事のようだ。

この日の一日中、浅草寺・浅草神社周辺でいろいろな行事が行われた。浅草寺の催物を一日でコンパクトに見られるので沢山の人がこれを楽しんでいた。
何しろ東京・浅草はいろいろな国からの外国人観光客が多くなっていて日本人の観光客より多く、いろいろな顔つきと言葉が交錯し、まるで外国に行ったようだ。



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