9月17日、子供のころ良く遊びに行った【横須賀の鷹取山と逗子の神武寺】に60年(…?)ぶりにハイキングに行ってみた。
京浜急行・逗子線で「神武寺」駅で降り、静かな山道を登り、
古くからの歴史ある山岳霊場の「神武寺」から・京浜急行追浜駅まで歩いた。
子供のころ行った「神武寺」は山の中のうす暗い寂しげなところだったが、今は
大分、道も建物も整備されていて、鎌倉幕府の信仰の厚かった様子を感じさせる静かな山寺になっていた。「この寺の周辺は、常緑広葉樹林は太古の三浦半島の植生を良く残す貴重な地域です。」と説明されていた。
ここから、以前「鷹取石」を切り出していた「鷹取山」に行った。この道は岩場が多く、鎖場などあり、なかなか大変な道のりだった。
鷹取山(標高139m)は、子供のころに良く行ったが、だいぶ様子が変わっていた。
切り立った岸壁は今もロッククライミングの練習をしている人もいたが、岩場の様子は当時60年前(…?)の印象よりも公園化が進み、険しさがとても少なくなっていた。
子供のころ無かった「摩崖仏」も出来ていた。子供のころは見たことが無かった「鷹取石」の切り出し現場跡も見たが、岩肌にびっしりと「岩たばこ」が生育していて、
「岩たばこ」で有名な鎌倉の「東慶寺」より沢山密集していた。
とても貴重な自然が残っていることには驚いた。
このコース、とても良いハイキングコースだった。