10月8日と10月9日の2日続けて、【JR・駅からハイキング】の企画で東京・「蒲田駅」からと「国分寺駅」からのハイキングに出かけた。
蒲田駅からは、蒲田東口商店街・梅屋敷商店街・池上本門寺商店街などを通り、「池上本門寺」・日蓮聖人が足を洗ったと言われている「洗足池公園」まで、約12キロを歩いた。この洗足池公園には「勝海舟夫妻の墓」等もあった。洗足池から流れ出た小さな小川・綺麗なせせらぎ「洗足流れ」が整備され大きな鯉も泳いでいた。住宅地の中だったが、静かなせせらぎの音が気持ち良く響いていた。このせせらぎは蒲田駅近くの「呑川」に注ぎこまれていたが、この「呑川」には東京の川には珍しく多くの魚が泳いでいた。
この地域は、昔から景勝の地として人々に親しまれてきた山間の土地だったようで今では住宅が建ち込めているが「坂」が多く、昔からの坂の名前がついていた。この上り・下りの坂を歩くのに大変疲れた。
次の日、国分寺から府中への道を歩いた。武蔵野の緑に囲まれた国分寺には国分寺崖線があり、豊かな湧水群があった。湧水群からの清らかな小川は、蛍が住む「元町用水」として大切に守られ遊歩道が作られていた。
小川の流れと静かな雑木林の自然が印象的だった。
この国分寺・府中周辺は、天平聖武天皇時代に武蔵国の国府や国分寺が置かれ、政治・文化の中心地として発展した歴史がある。
ハイキング(約7キロ)をしながら、武蔵国分寺跡と府中の武蔵国府跡や「大國魂神社」にも行った。ここに集められた大太鼓・大きな宮神輿に触れ、武蔵野に古代の思いを馳せながら歴史の散策を楽しんだ。
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