先日「浅草三社祭り」に行ったとき,そばにいた「お祭りファン」の方に、上野公園にも大きな「千貫神輿」があると聞いた。
大きな神輿「千貫神輿」は、東京の鳥越神社神輿や、深川富岡八幡宮の神輿や、神田神社(江戸神社)の市場の神輿等は見たことはあったが、上野公園にある神社にも有るとの事を初めて聞き調べてみた。
上野公園にある神社とは、現在の上野公園にある「五條天神」で、薬の神様で何度かお参りしたことがあるが、「千貫神輿」があるとは初めて知った。
「五條天神」の歴史は古く、1486年には日本武尊が東征のおりに「上野忍が岡」に祀ったと記述されたものが有ると云われている。その後、上野寛永寺の拡張などで何度か移転しており、1928年(昭和3年)9月22日に創祀の地に最も近い、現在地に遷座された様だ。
「五條天神」の大祭は三年に一度で、今年がその時。
5月28日に上野公園から上野広小路一帯の町内を一千貫もある神社神輿が廻った。
人出は、あまり知られていないのか「神田祭り」「浅草三社祭り」よりずっとこじんまりしていたが、上野公園の新緑になった桜並木や、上野広小路等を回る「千貫神輿」の優勢は見応えがあった。
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